賃貸の内見では、部屋の中だけでなく、建物の共用部や周辺環境、駅までの道のりまで確認することが後悔しないためのポイントです。
この記事では、内見で確認したい15項目をチェックリスト形式でまとめました。あわせて、採寸しておきたい場所や、内見時に不動産会社へ聞いておきたい質問も紹介します。
内見の前に準備しておくもの
- メジャー(5m程度あると便利)
- スマートフォン(写真・動画の撮影、電波・方位の確認)
- 間取り図
- 今使っている家具・家電のサイズのメモ
- メモ帳やチェックリスト
複数の物件を続けて見ると、どの部屋がどうだったか混ざってしまいがちです。物件ごとにメモを残しておくと、比較するときに役立ちます。
内見で確認すべき15項目
以下の15項目を順番に確認していくと、見落としを減らせます。
1. 日当たり
部屋に入ったら、まず照明を消して自然光の入り方を確かめましょう。周りの建物の高さによっては、南向きでも日が入りにくいことがあります。できれば、ふだん家にいる時間帯に近い時間に内見すると安心です。
2. 窓の向き
南向きは日当たりがよく、東向きは朝日、西向きは午後の日差しが入ります。北向きは日当たりは控えめですが、夏は比較的過ごしやすい傾向があります。窓の外に何が見えるか、隣の建物との距離も確認しておきましょう。
3. 室内の広さ
同じ「6畳」でも、柱の出っ張りや部屋の形によって使える広さは変わります。図面の数字だけでなく、実際に立って広さの感覚をつかんでおくことが大切です。
4. 家具配置
ベッドやソファ、デスクをどこに置くかをイメージしながら部屋を見ます。ドアの開く向きやエアコンの位置によって、置ける場所が限られることがあります。
5. 収納
クローゼットの幅・奥行き・高さを確認しましょう。収納が少ない場合は、収納家具を置くスペースも必要になります。
6. コンセント位置
コンセントの数と位置は、家具の配置に大きく関わります。テレビやデスク、ベッドの近くにあるか、キッチンに家電用のコンセントが足りているかを確認します。
7. 携帯電話の電波
室内でスマートフォンの電波状況を確認しておきましょう。部屋の奥や浴室、窓から離れた場所で電波が弱くなる建物もあります。
8. 水回り
キッチン・浴室・トイレ・洗面台の使い勝手と清潔さを見ます。水を流して排水のにおいや流れの悪さがないか、水圧に問題がないかもチェックしましょう。
9. 洗濯機置場
室内か室外か、防水パンのサイズ、蛇口の高さを確認します。ドラム式洗濯機を使う予定の方は、置場の寸法と搬入経路の幅を必ず測っておきましょう。
10. 冷蔵庫置場
冷蔵庫を置くスペースの幅・奥行きと、近くにコンセントがあるかを確認します。扉の開く向きによっては、壁に当たって開けにくくなることもあります。
11. 防音性
壁を軽くたたいてみたり、窓を閉めた状態で外の音がどのくらい聞こえるかを確認したりしましょう。建物の構造(木造・鉄骨造・鉄筋コンクリート造など)も、音の響きやすさの目安になります。
12. 共用部
エントランスや廊下、階段、郵便受けがきれいに保たれているかを見ます。共用部の状態は、管理の行き届き方や住んでいる方のマナーを知る手がかりになります。
13. ゴミ置場
ゴミ置場の場所と清潔さ、24時間ゴミ出しができるかを確認しましょう。ゴミの出し方のルールは、毎日の暮らしやすさに直結します。
14. 周辺環境
スーパーやコンビニ、病院、ドラッグストアなどが近くにあるかを確認します。夜の人通りや街灯の明るさ、近くに音が出やすい施設がないかも見ておきたいポイントです。
15. 駅までの実際の道のり
物件広告の「徒歩○分」は、道のり80mを1分として計算した目安です。信号や坂道、踏切は考慮されていないため、実際に歩いて時間と道の雰囲気を確かめておきましょう。
採寸しておきたい場所
家具や家電が入るかどうかは、入居後に一番困りやすいポイントです。次の場所は測っておきましょう。
- 窓の幅と高さ(カーテンのサイズ)
- 洗濯機置場・防水パンの幅と奥行き
- 冷蔵庫置場の幅と奥行き
- ベッドやソファを置く予定の壁の長さ
- クローゼットの幅・奥行き・高さ
- 玄関ドアや廊下の幅(大きな家具・家電の搬入経路)
写真や動画を撮っておくメリット
内見中に写真や動画を撮っておくと、家に帰ってから落ち着いて検討できます。部屋全体の様子は動画、コンセントや設備の位置は写真で残しておくのがおすすめです。
家族やパートナーと一緒に住む場合、内見に来られなかった方とも情報を共有しやすくなります。また、入居前からある傷や汚れを記録しておくと、退去時の確認にも役立ちます。撮影してよいかどうかは、念のため不動産会社の担当者にひと言確認してください。
内見時に不動産会社へ確認したい質問
部屋を見るだけではわからないことは、担当者に質問しておきましょう。
- 前の入居者はどのくらいの期間住んでいたか
- インターネット回線の種類と、無料かどうか
- ゴミ出しのルールや曜日
- 周辺の治安や、夜の様子
- 上下左右の部屋の入居状況(わかる範囲で)
- 初期費用の見積もりと、交渉の余地があるか
- 最短でいつから入居できるか
- 他に申し込みが入っているか
人気物件では、内見の時点ですでに申し込みが入っていることもあります。申し込みの順番については1番手・2番手の仕組み、まだ内見できない物件への申し込みについては先行申込・先行契約とは?で解説しています。
よくある質問
Q. 内見は1件あたりどのくらい時間がかかりますか?
A. 室内を確認するだけなら15〜30分ほどが目安です。駅までの道のりや周辺環境も確認する場合は、もう少し時間をとっておくと安心です。
Q. 内見は何件くらい見るのがよいですか?
A. 1日に見る件数は3〜4件ほどにすると、それぞれの物件をしっかり比べやすくなります。条件をしぼってから内見すると、効率よく探せます。
Q. 内見したら申し込まないといけませんか?
A. 内見をしたからといって、申し込む必要はありません。気になる点があれば、遠慮せずに担当者へ伝えてください。
まとめ
内見では、日当たりや広さといった部屋の中のことに加えて、共用部やゴミ置場、周辺環境、駅までの道のりまで確認しておくことが大切です。メジャーで必要な場所を測り、写真や動画で記録を残しておくと、物件を比べるときに迷いにくくなります。気になることはその場で担当者に質問し、納得したうえで申し込みましょう。
内見のご予約や物件探しのご相談は、ルームココまでお気軽にお問い合わせください。ご希望条件をお伺いしたうえで、条件に合う物件をご提案し、内見にもご案内いたします。
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