賃貸の初期費用は、物件の選び方・見積もりの確認・交渉のタイミングを工夫することで、数万円から10万円以上安くなることがあります。
この記事では、実際のお部屋探しですぐに使える「初期費用を安くするコツ」を10個にまとめました。初期費用の内訳や相場から知りたい方は、先に賃貸の初期費用はいくら?をご覧ください。
初期費用を安くするには「物件選び」「見積もり」「交渉」の3段階
初期費用を下げる方法は、大きく3つの段階に分けられます。
| 段階 | やること | 下がる金額の目安 |
|---|---|---|
| 物件選び | 敷金・礼金なし、フリーレントなどの物件を選ぶ | 家賃の1〜3ヶ月分ほど |
| 見積もり | 必須ではない費用や、選べる費用を見直す | 数千円〜数万円 |
| 交渉 | 礼金や家賃、入居日などを相談する | 物件によって大きく異なる |
効果が大きいのは物件選びの段階です。そのうえで見積もりを確認し、必要に応じて交渉する、という順番で考えると効率よく費用を抑えられます。
物件選びで安くする4つのコツ
1. 敷金・礼金なしの物件を選ぶ
敷金と礼金がどちらもない、いわゆる「ゼロゼロ物件」を選ぶと、それだけで家賃の2ヶ月分ほど安くなることがあります。家賃7万円なら、約14万円の差です。
2. フリーレント付きの物件を選ぶ
入居後の一定期間、家賃が無料になる物件です。前家賃の支払いがなくなったり、入居直後の家賃負担が減ったりするため、実質的な初期費用を大きく抑えられます。
3. 仲介手数料が安い物件・不動産会社を選ぶ
仲介手数料は家賃1ヶ月分+消費税が上限ですが、物件や不動産会社によっては割引されることがあります。同じ物件でも、どこで契約するかによって金額が変わる場合があります。
4. 不動産会社の自社管理物件を探す
不動産会社が自ら管理している物件は、その会社独自の初期費用プランや条件が用意されていることがあります。ルームココでも、自社管理物件の一部で、当社限定の初期費用を抑えたプランをご用意しています。
見積もりで安くする3つのコツ
申し込み前に、必ず初期費用の見積もりをもらいましょう。見慣れない項目があれば、遠慮なく確認することが大切です。
5. 必須ではない費用がないか確認する
次のような費用は、物件によって任意加入の場合があります。必須かどうかを確認し、不要であれば外せないか相談してみましょう。
- 室内消毒・抗菌施工費
- 24時間駆けつけサポート
- 簡易消火器の購入費
- 入居者向けの各種会員サービス
一方で、物件の契約条件として加入が決まっているものもあります。その場合は外せないため、内容を理解したうえで比較しましょう。
6. 火災保険や保証会社のプランを確認する
火災保険は、指定がなければ自分で選んだ保険に加入できる物件もあります。保証会社も、初回の保証料と毎月の保証料の組み合わせなど、複数のプランから選べることがあります。初期費用を抑えたい方は、初回の負担が軽いプランがないか聞いてみてください。
7. 支払い方法を確認する
物件によっては、初期費用のクレジットカード払いに対応している場合があります。手元の資金をすぐに用意しにくい方は、申し込み前に支払い方法を確認しておくと安心です。
交渉で安くする3つのコツ
8. 入居日を調整する
月の途中に入居すると、その月の日割り家賃と翌月分の家賃をまとめて支払うことになります。入居日を月初にしたり、日割り家賃の起算日(家賃が発生する日)を相談したりすると、最初の支払いを抑えられる場合があります。
9. 礼金や家賃の相談をする
空室期間が長い物件や、閑散期(6〜8月ごろ)の物件では、礼金の減額や家賃の調整に応じてもらえることがあります。家賃が下がると、前家賃や保証料、仲介手数料なども連動して下がるため、初期費用全体に効いてきます。
交渉は、申し込みの前に不動産会社を通して行うのが一般的です。ただ、人気物件では交渉が難しいことも多く、交渉している間に他の方が申し込むこともあります。「どうしても住みたい物件かどうか」で判断しましょう。
10. 引越しの時期をずらす
1〜3月の繁忙期は物件が動きやすく、条件の相談は通りにくい傾向があります。時期を選べる方は、繁忙期を避けると交渉の余地が生まれやすくなります。
引越し全体の費用も見直す
新生活にかかるお金は、賃貸の初期費用だけではありません。引越し全体で見直すと、さらに負担を軽くできます。
- 引越し業者:複数社から見積もりを取り、繁忙期や土日を避けると安くなることがあります。
- 荷物を減らす:不要な家具や家電を処分・売却すると、運ぶ量も新居で必要なスペースも減らせます。
- 家具・家電は少しずつ:入居前にすべてそろえず、生活しながら必要なものを買い足すのも一つの方法です。
- インターネット無料の物件:毎月の通信費と、回線工事の手間を抑えられます。
安さを優先するときの注意点
初期費用が安い物件は魅力的ですが、トータルの費用で比べることが大切です。
- 敷金なしの物件は、退去時のクリーニング費用などが別途かかることがあります。
- フリーレント物件は、1〜2年以内に解約すると違約金がかかる場合があります。
- 初期費用が安い分、毎月の家賃が高めに設定されていることもあります。
住む予定の期間をイメージして、「初期費用+家賃×住む月数+退去時の費用」で比べると、本当にお得な物件が見えてきます。
よくある質問
Q. 初期費用の交渉は失礼になりませんか?
A. 相談すること自体は珍しくありません。ただし、無理な値下げを求めると申し込みが通りにくくなることもあります。不動産会社に「どこまで相談できそうか」を聞いてから進めるのがおすすめです。
Q. 見積もりはいつもらえますか?
A. 気になる物件が決まった段階で、申し込み前にお願いすることができます。複数の物件で迷っている場合は、それぞれの見積もりを比べてみましょう。
Q. 予算が決まっていても相談できますか?
A. もちろんです。「初期費用を○万円以内に抑えたい」と最初に伝えていただくと、条件に合う物件を中心にご提案できます。初期費用の準備に不安がある方は初期費用が払えない?審査が不安?もご覧ください。
まとめ
賃貸の初期費用は、ゼロゼロ物件やフリーレント物件を選ぶ、見積もりで任意の費用を確認する、入居日や時期を工夫して相談する、といった方法で抑えられる場合があります。安さだけで決めず、退去時の費用や違約金も含めたトータルの費用で比べることが大切です。
初期費用をできるだけ抑えてお部屋を探したい方は、ルームココまでお気軽にご相談ください。ご予算をお伺いしたうえで、敷金・礼金なしやフリーレント付きの物件、当社限定の初期費用プランがある物件などをご提案いたします。
営業時間 9:00〜19:00(水曜定休)/東京都豊島区東池袋3-9-2 池袋E3ビル1F(池袋駅徒歩8分) 会社概要・アクセス

